沖縄芝居「棒しばり」
あらすじ
主人には悩みがあった。
留守にしている間はきまって、隠してあるお酒を下男(召使)の太良、三良に盗み飲みされてしまうのだ。
そこで妙案を思いつき、下男達を上手く言いくるめて両手を縛ることに成功。
これでお酒は飲めまいと安心して参会(集まり)に出かけていくのだが、さて、下男達は…?


沖縄芝居は1879年の廃藩置県後、琉球王朝で組踊を含む宮廷芸能に従事していた士族たちが一般庶民向けに演じたのがはじまりだとされています。全盛期には多くの観客が会場に押し寄せ、人気役者には出待ちのファンが現れるほどの人気ぶりでした。
1960年代にテレビや映画が普及しはじめると、人々の娯楽嗜好の変化に伴い、沖縄芝居への客足は次第に遠のいていくようになりましたが、途絶えることなく上演され続け、現在でも演者の技能研鑽と継承がなされています。
琉球王朝時代、国賓歓待を目的に創始された組踊。その組踊を創りあげた技能を活かして一般庶民向けに上演され、発展してきた沖縄の芸能、沖縄芝居。当初から一般庶民の娯楽として創りあげられてきたため、約140年の歴史を持ちながらも、はじめて沖縄の芸能にふれる方にとって大変親しみやすい芸能です。
午後四時ごろから森の頂上で太鼓を打ち、芝居が来たことを知らせた。
夕方は市民が劇場に押し掛け、一つの森を覆い隠すほどのにぎわいだった。
焦土に咲いた花 戦争と沖縄芸能
/ 琉球新報社編著
沖縄芝居の台詞は沖縄の言葉である沖縄語で演じられます。この度、台詞をリアルタイムで解説する無料の日本語鑑賞ガイドをご用意し、はじめてご覧になる方でも当時の沖縄の人々と同じように沖縄芝居の世界をお楽しみいただけるようになりました。
琉球王朝時代から受け継がれてきた確かな技能と沖縄語のもつ独特な世界観で描かれる沖縄芝居。素朴さのなかに沖縄の人々の感性を丁寧につめこんだお芝居に、自然と優しい笑みがこぼれます。
主人には悩みがあった。
留守にしている間はきまって、隠してあるお酒を下男(召使)の太良、三良に盗み飲みされてしまうのだ。
そこで妙案を思いつき、下男達を上手く言いくるめて両手を縛ることに成功。
これでお酒は飲めまいと安心して参会(集まり)に出かけていくのだが、さて、下男達は…?
解説ガイド付!初心者でも楽しめる
鑑賞ガイドはお持ちのスマートフォンのZOOMアプリ経由で提供します。
会場のQRコードを読み取っていただくだけで簡単にガイドに接続でき、
イヤホンをつけていただくとより快適にご利用いただけます。
上演スケジュールの都合上、当日はZOOMアプリの操作方法に関するご案内はございません。
必ず事前にZOOMアプリをダウンロードのうえ、
操作方法を以下のYouTube動画もあわせてご確認ください。
たくさんの嬉しい声を頂いております
おすすめ度:
売上は琉球諸語の保全継承にあてられます
はじめて沖縄芝居をご覧いただく方でも十分にお楽しみいただける作品、
沖縄芝居「棒しばり」を上演します。
わかりやすい物語と面白おかしい登場人物に、子どもからご年配の方まで、
誰もが笑い声をおさえきれないでしょう。
これまでの公演でアンケートにご協力いただいた9割の方から
「(周囲に)おすすめできる」とご回答いただいております。
スマートフォンとイヤホン
スマートフォンへZoomアプリのダウンロード
沖縄芝居「棒しばり」で使われる沖縄語をいくつかご紹介します。これらを覚えていただくと、沖縄芝居「棒しばり」の世界を直接感じることができるでしょう。
Zoomアプリの操作方法についてのご案内は行っておりません。必ず事前にアプリをダウンロードのうえ、操作方法をご確認ください。
アプリで難しい操作をしていただくことはありません。事前にアプリがダウンロードされていれば、ガイドのQRコードをスキャンするだけで自動的にアプリが起動し、鑑賞ガイドに接続されます。
原則としてチケットの返金は行っておりません。ただし、緊急事態宣言発令に伴う上演中止となった場合など、やむを得ない事情による上演中止となった場合に限り返金対応いたします。
マスクを着用していなかったり、本公演の安全基準を満たさない理由でご鑑賞いただけない場合でも、チケットの返金はいたしかねます。
新しい沖縄の観光 沖縄芝居
一般社団法人ウチナーグチスクール
information@uchinaguchi-school.com